@article{oai:kki.repo.nii.ac.jp:00000030, author = {野村, 光江 and ノムラ, ミツエ and Nomura, Mitsue}, issue = {1}, journal = {関西看護医療大学紀要, Bulletin of Kansai University of Nursing and Health Sciences}, month = {Mar}, note = {他者の顔の認識は,対人コミュニケーションの基本となる能力であり,その心理過程についてこれまで多くの知見が蓄積されてきた。顔認識のモデルにおいては顔の可変的な情報(表情・視線方向など)と恒常的な情報(性別・人種など)とが別経路で処理されることが示される一方,両者の相互作用があることも確認されている。本研究では,顔の明るさに焦点を当て,表情の認識との関連について検討することを目的とした。Song,etal.(2012)の手続きに倣い,大学生を対象に線画の顔刺激(幸福表情または怒り表情)を呈示し,9段階のスケールから顔の明るさを選択させた。その結果,先行研究と同様,幸福表情を呈示した場合には実際よりも明るい方向に,怒り表情を呈示した場合には実際よりも暗い方向に,顔の明るさ判断がバイアスを受けた。これらの結果は,顔認識の過程で,可変的な情報と恒常的な情報との間に相互作用が生じていることを示唆する。}, pages = {70--73}, title = {顔の明るさと表情の認識との関連}, volume = {7}, year = {2015} }